「ブラッド・ダイヤモンド」
西アフリカのシェラレオネ、赤い大地の下に眠る
ダイヤモンドを巡って繰り広げられる欲望むきだしの
紛争。 ダイヤの輝きは魔物のように人の心を操り
闇へと深く深く落としてゆく。 よーい、どん!て、ちがうちがう。
ベタニーの奥様ジェニファー・コネリーが出てる
ってことで、興行成績あがればベタニー喜ぶ♪と
軽い気持ちで観に行ったらば ・・ 最初から最後まで
ほとんど涙が止まらなくて、見終わったら
目@シバシバでしてよ。
あまりにも残虐非道な光景がショックで
でも理由は違っても、実際に地球上でこういうことが
今この時にも起こっている地域があるんだろうなと
思うと身震いしてしまったというか。
普段メディアを通じて目にする紛争や虐殺の末に
深く傷ついた人たちの姿 - 悲しみに歪む顔であったり
怒りに打ち震える手だったり、抜け殻の背中
今にも消えんとしている瞳 ・・・ お家でお菓子食べてる時に、ウエンツくんのパンツCM
とか流れてるのと同じように、急にそういう場面が
目に飛び込んできても 一瞬心が痛くなるものの
また違う情報に流されて、すぐにそのぎゅっした気持ちを
忘れてしまう。
毎日がその繰り返しで 「あかんよね、こういうの」 と
思っても、どうせ無力で偽善的な人間だから、という
やりきれない気持ちで、私は鍵かけてしまってることが
多いような気がします。
ダイヤモンド然り、石油、ゴールド、象牙、毛皮などなど
人間の欲望の裏に必ずついてまわる血生臭い命の犠牲。
どうなっていくんかな、人間は、世界は、地球は。
なんか映画の感想から外れまくってますけども
ディカプリオが良い俳優さんになっててびっくりでした。
「ギルバート・グレイプ」 はちょこっと良かったけど
それ以外で今まで良いと思ったことがなかったので。
やっぱり磨きがかかるのは30越えてからやね(笑) 彼が演じるアーチャーは“ダイヤで儲けてやろう側”の
奴なんですけども、自分の中の善と悪に揺らぎながら
血塗られたダイヤモンドを前に、ラスト彼はどう決断を
下すのかは、ぜひ劇場で!
レンタルでなくて、できれば劇場でっ!(しつこいぞ)
・・ と、書きたいことが尻切れトンボなんですが
目を覆いたくなる場面が多いながらも、ダイヤにまつわる
光と影に、天使と悪魔が隣り合わせて一瞬一瞬猫の目の
ように移り変わる人間の気持ちを重ねてみたりしましたん。
最後に。 HIPHOPの音楽がまるで“悪の権化”みたいに
流れてたのが私には笑えてしまったけど、HIPHOP好きの
旦那は非常に複雑な心境だったとか(笑) どひゃ。
ダイヤモンドを巡って繰り広げられる欲望むきだしの
紛争。 ダイヤの輝きは魔物のように人の心を操り
闇へと深く深く落としてゆく。
ベタニーの奥様ジェニファー・コネリーが出てる
ってことで、興行成績あがればベタニー喜ぶ♪と
軽い気持ちで観に行ったらば ・・ 最初から最後まで
ほとんど涙が止まらなくて、見終わったら
目@シバシバでしてよ。
あまりにも残虐非道な光景がショックで
でも理由は違っても、実際に地球上でこういうことが
今この時にも起こっている地域があるんだろうなと
思うと身震いしてしまったというか。
普段メディアを通じて目にする紛争や虐殺の末に
深く傷ついた人たちの姿 - 悲しみに歪む顔であったり
怒りに打ち震える手だったり、抜け殻の背中
今にも消えんとしている瞳 ・・・
とか流れてるのと同じように、急にそういう場面が
目に飛び込んできても 一瞬心が痛くなるものの
また違う情報に流されて、すぐにそのぎゅっした気持ちを
忘れてしまう。
毎日がその繰り返しで 「あかんよね、こういうの」 と
思っても、どうせ無力で偽善的な人間だから、という
やりきれない気持ちで、私は鍵かけてしまってることが
多いような気がします。
ダイヤモンド然り、石油、ゴールド、象牙、毛皮などなど
人間の欲望の裏に必ずついてまわる血生臭い命の犠牲。
どうなっていくんかな、人間は、世界は、地球は。
なんか映画の感想から外れまくってますけども
ディカプリオが良い俳優さんになっててびっくりでした。
「ギルバート・グレイプ」 はちょこっと良かったけど
それ以外で今まで良いと思ったことがなかったので。
やっぱり磨きがかかるのは30越えてからやね(笑)
奴なんですけども、自分の中の善と悪に揺らぎながら
血塗られたダイヤモンドを前に、ラスト彼はどう決断を
下すのかは、ぜひ劇場で!
レンタルでなくて、できれば劇場でっ!(しつこいぞ)
・・ と、書きたいことが尻切れトンボなんですが
目を覆いたくなる場面が多いながらも、ダイヤにまつわる
光と影に、天使と悪魔が隣り合わせて一瞬一瞬猫の目の
ように移り変わる人間の気持ちを重ねてみたりしましたん。
最後に。 HIPHOPの音楽がまるで“悪の権化”みたいに
流れてたのが私には笑えてしまったけど、HIPHOP好きの
旦那は非常に複雑な心境だったとか(笑) どひゃ。
by chiko_patanyan | 2007-04-16 15:24 | 映画