愛してるなんていうわけないだろ

f0024419_14554317.jpg角田光代さんのエッセイ集 「愛してるなんて
いうわけないだろ」 (中公文庫) を読んでたら
素敵なお話がありましたさ。

“贈り物” に書かれていた、角田さんのお友達のお話。
クリスマスにデートした男から 「ありえんやろ」 と思う
ような形で一人ぽつんとタクシーに残され
必死で涙をこらえていた彼女。

今まで知らん顔していた運転手さんが 「離婚した」
という自分の身の上話を始め、結婚相手にふさわしい
優しい男の見抜き方を教えてくれて (ここでは伏せま
すね(笑))、あったかい気持ちにしてもらったとか。
やがてお家に着いて、お金を払おうとしたら運賃を負けてくれて
おまけにチューインガムを手のひらに乗せてくれたというエピでした。

んでね、思わず るるる~と涙腺が緩みそうになってしまったんですけど
角田さんがその後に書かれてることが素敵だったんです。

気付かないだけで、いつも最高級のプレゼントをもらってるのかも
しれない。 それは、落ち込んでる時のとんちんかんなギャグだったり
嬉しい時に一緒に笑ってくれる笑顔だったり ・・・ そういうものを
ちゃんと感じ取りたい自分ではあるけれど、リボンがついていないと
とかく見落としてしまいがち、だと。

凹んだりイヤな気持ちになったりすることは多々あれど
リボンがついていない贈り物は、そんなマイナスなこと以上に
日々もらってるよなぁと思ったら、これまた るるる~(>_<。)
涙腺弱すぎな今日この頃です(笑)
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by chiko_patanyan | 2006-12-14 15:02 |